大根で太りにくい身体に！ダイエットに効果的な食べ方とは？ │ 小顔 ダイエット　千葉美容整体(エステ マッサージ サロン)

大根は低カロリーですのでダイエット食材の代表的な存在で、脂質を分解するリパーゼなどの酵素や抗酸化作用があり、栄養素の多い野菜でもあります。そんな大根の美容と健康、ダイエットに効果的な食べ方をご紹介します。

大根は生で食べるのがベスト

大根は中くらいのもの1本で160kcal程度と低カロリーな野菜の代表格ですが、糖質を分解するアミラーゼやタンパク質を分解するプロテアーゼ、脂質を分解するリパーゼなど消化を助ける酵素が豊富です。消化を助けるということは、食べたものをエネルギーになりやすい状態に変えてくれるので、太りにくい身体を作るために活躍してくれます。

その他にも、大根を摺りおろしたときに出る辛味成分にはアリルイソチオシアネートがあり、これは強い抗酸化作用を持っていて、動脈硬化やシミ、シワの予防に加え、ガン予防の効果もあることが分かっています。こういったダイエットに有効な酵素や成分を大根から摂るには、生のまま食べるのがベストです。

プロテアーゼなどの酵素とアリルイソチオシアネートは熱に弱く、酸化しやすいため煮込んでしまうとこの効果が得られなくなってしまいます。また、大根はビタミンCが豊富な野菜ですが、これも熱で壊れやすいので切ったらすぐに大根おろしやサラダで食べるとダイエットや健康、美肌に役立ちます。さらに、大根をおろすときに中央に唐辛子を刺して紅葉おろしにすると、唐辛子のカプサイシン効果がプラスされて脂質の分解がよりスムーズになるので、シェイプアップのために運動をしている方のサポートになります。

切干大根の健康効果

大根を細切りにして天日で干したものが切干大根です。天日で干しているので酵素には期待できませんが、大根自身が持つ酵素の働きでカルシウムと鉄分が豊富になっています。そのため、貧血や肩こり、腰痛などに悩みのある方には切干大根はおすすめの食品です。大根は主張しない食材なので、切干大根になってもお湯に30分ほど浸けて戻してドレッシングやポン酢と和えるだけでちょっとしたサイドメニューになります。

干してあることで食物繊維が生のときに比べて20倍に増えていて、腸のなかに溜まった老廃物の排泄を促す力もアップしています。さらに切干大根を戻すときに使ったお湯には、ビタミンB1やB2、カリウムが溶け出しているため、煮物や汁物に使うとむくみ解消と利尿効果によるデトックスができます。また、ビタミンB1やB2は口内炎や冷え性の予防にも効果があるので、捨てずに活用してみてください。

大根の葉と皮の栄養素

大根が旬の季節は、お鍋が美味しい秋から冬にかけてですが、近年では1年中店頭で見かけるようになりました。葉っぱが付いたままのものを購入したときは、白い部分の栄養を葉っぱが吸ってしまうため早めに切り落とした方が良いのですが、この大根の葉にはビタミンCやE、βカロテンが豊富で、抗酸化作用をサポートする働きがあります。その上、カルシウムや鉄分もホウレン草より豊富なので、捨てずに刻んで汁物の具にしたり、炒めたりして食べるのをおすすめします。

その他にも、大根は皮の部分にもビタミンCが豊富です。煮物にするときには厚めに皮をむいて、皮は細切りにして塩で揉んでおくと浅漬けとして食べられます。大根の白くてスベスベとした肌ざわりはケンペロールというポリフェノールによるものなので、辛味が多いほどポリフェノールが豊富で抗酸化作用と保湿効果があるため、春夏に瑞々しい大根を購入したときには是非皮まで残さず食べてみてください。

まとめ

大根を生で食べることにより糖質・タンパク質・脂質を分解する酵素があり、おろすことでアリルイソチオシアネートという抗酸化物質も摂れて、消化を助けるためダイエットや健康維持に役立ちます。また、葉っぱにはビタミン・カルシウム・鉄分があり、骨を丈夫にして美肌効果や貧血予防ができます。

その他にも、皮にはポリフェノールが含まれていて、しっとりした肌を作りアンチエイジングになります。切干大根になっていると鉄分やカルシウム、ビタミンB群、食物繊維が豊富になりデトックス効果と冷え性の対策になります。煮込んだ大根はカリウムや葉酸などが溶け出しているので、汁までいただくことで高血圧予防やむくみの解消に繋がります。