フルーツのダイエット効果とは?美容に良い果物でスリムボディ
フルーツは食物繊維で脂質や糖質の吸収を抑え、排泄効果のあるカリウムなどのミネラルを含んでいます。そこで、フルーツを美味しく食べて痩せる方法をご紹介します。
フルーツのダイエット効果とは
フルーツには「糖分があって太る」という印象を持たれがちですが、実際は低カロリーです。バナナ1本で90kcal、リンゴは100グラムで90kcal、ミカンなら100グラムで50kcal程度です。
しかもダイエット中に避けたい脂質が殆ど含まれておらず、コレステロールも無い上にビタミンやミネラルは多めです。フルーツに多く含まれるミネラルはカリウムなのですが、カリウムは血圧の上昇を抑える効果があり、ナトリウムの排泄を促してくれます。そのためフルーツはむくみを解消したりデトックスの効果・疲労回復の効果もあります。
さらに、ペクチンという食物繊維があり、これには脂質や糖質の吸収を抑える嬉しい働きがあります。また、腸の中で膨らむので腸活にもなります。
フルーツをダイエットに活かすためには
フルーツをダイエットに活かすなら、朝起きてから食べるのが最も効果的です。新鮮なフルーツには水分が多く、消化もいいので朝に食事を摂るのが苦手な方にもおすすめです。
朝起きてすぐは前日の疲れが残っていたりしますが、新鮮なフルーツを食べることでマグネシウムやカルシウムといったミネラルが酵素の働きを助け、身体をリラックスさせてくれます。
また、消化に良く適度に食物繊維があることで排泄効果が出やすいのです。朝の置き換えダイエットを考えているなら、旬のフルーツを摂り入れるのがヘルシー&ビューティーへの近道になります。
焼きフルーツに美肌効果?
生の新鮮なフルーツは水分が多く、カリウムを含んでいることでデトックス効果がありますが、身体が冷えやすいという方には「焼きフルーツ」で食べるのがおすすめです。
フルーツにあるペクチンは70度以上に温めることでゼリー状になり、脂質や糖質を包むのですが、食物繊維がゼリー状になっていることで胃に負担をかけずに腸まで速やかに移動してくれます。「焼きフルーツ」は皮を剥かずに丸ごと焼いて食べるのですが、ダイエットに良い効果があります。
ミカンなど柑橘類に含まれるリモネンには血行を促し、新陳代謝を高める効果と目覚まし効果があるのですが、この効果は香りを感じるだけでも発揮されます。
他にも、リンゴにはリンゴポリフェノールがあり、熱を加えることで吸収が良くなります。ポリフェノールですから、抗酸化作用があり美肌にも良いわけですが、リンゴは皮を剥いてしまうとすぐに黒くなってしまい、そのときにポリフェノールは酸化してしまっています。酸化させずにポリフェノールも丸ごと食べるために、リンゴは皮のまま焼いて食べるとダイエットにも美肌にも良いです。
新鮮なものを焼いて食べるときは、1分ほど塩水に浸してから水分を拭いて、オーブントースターで10分程度加熱するのがベストです。
間食にはドライフルーツ
貧血でお悩みの方にはドライフルーツで食べることをおすすめします。ドライフルーツは新鮮な果物を天日で干して、水分をなくし乾燥状態にしたものです。乾燥しているため、熱に弱いビタミンCは乏しくなりますけれど、代わりにミネラルと食物繊維が豊富で保存もしやすくなっています。
ドライフルーツの中でも身近な干しブドウには鉄分が豊富です。更に、ポリフェノールも含まれていて抗酸化作用があり、老化防止の効果があります。乾燥させたことで食物繊維やカリウムが凝縮され、新鮮なものより2~5倍になっているため、大さじ2杯程度でお通じがよくなり、程よい噛みごたえと甘味もあります。さらにダイエット中の間食にもなりますし、フルーツにある糖分は速やかにエネルギーになりやすいので、普段から持ち歩いていれば疲れを癒すアイテムとして重宝します。
まとめ
甘味があるので太ると思われがちなフルーツですが、カリウムのデトックス作用やペクチンの整腸作用と脂質・糖質を抑える効果があります。酵素の働きを助けるミネラルを含んでいることで、天然のサプリメントとしてドライフルーツなら持ち歩くのも簡単です。疲労回復や癒し効果のあるフルーツはダイエットをサポートしてくれます。