朝バナナでダイエット!バナナの栄養分や代用のフルーツについて
便秘に良いと言われるバナナには、美肌効果や脂質の消費を促す効果、むくみ解消といった美容にプラスになる働きがあります。そんなバナナのダイエット効果についてご紹介します。
バナナは天然のバランス栄養食
バナナには脂質の代謝を促すビタミンB6が1本あたり0.38ミリグラム含まれていて、この量は1食あたりに摂取したい量とほぼ同じくらいになります。ビタミンB6の効果は脂肪がつくのを抑える他、生理前にお腹が張ったり、疲れやすくなるPMS(月経前症候群)を緩和したり、妊娠中のつわりを抑える働きやアレルギーの症状を抑えて免疫力を高める働きもあり、たいへん健康に良い果物です。
その他、ケンフェロールというポリフェノールを含んでいるので、抗酸化作用があり、高血圧予防や美肌効果もあります。ケンフェロールはバナナの白い果肉の表面にあるスジの部分に多く含まれているので、スジを捨てずに食べることをおすすめします。
バナナにある糖分は速やかにエネルギーになる性質があり、消化がよく胃腸に負担がかからないため、朝食を摂るのが苦手でも食べやすいことから、「朝バナナダイエット」などで注目されたことがあります。また、1本のバナナにカリウムが360ミリグラム含まれていることで、ナトリウムの排泄を助けてくれるため、むくみを解消できます。
バナナにはビタミン類・ポリフェノール・カリウムなどのミネラルと、エネルギーになりやすい糖分と食物繊維があり、天然のバランス栄養食です。
朝バナナダイエット
ダイエットのために朝食としてバナナを食べるなら、程好く熟しているものが最適です。黄色い皮の上に黒い斑点が出ますが、これがスイートスポットという食べごろのサインです。適度に甘味があり、消化によくて、ポリフェノールやビタミン、ミネラルのバランスも良い状態なので美肌効果もアップしているためおすすめです。
バナナにはアミラーゼという消化酵素があり、しっかり噛むことで消化が良くなって、疲労回復効果も高まるので前日の疲れを癒してスッキリした一日のスタートになります。
バナナ1本あたりにマグネシウムが32ミリグラムあるのですが、このマグネシウムにはカルシウムの吸収を助ける働きがあります。バナナにあるカルシウムは1本で6ミリグラムとやや少ないので、朝食にするならミネラルウォーターや牛乳などでカルシウムを補えば、癒し効果が高まるので目覚めも良く、血圧の上昇を抑えて腸内環境を整える効果も上がります。
「朝バナナダイエット」とは言いますが、勘違いしてはいけないのが、朝食にバナナだけを食べて昼と夜を食べなかったり、安心しすぎて間食を多く食べてしまうことです。朝起きて疲れが残っている身体に、速やかにエネルギーとビタミン、ミネラルを補給する役割の朝バナナなので、ランチやディナーは適量を食べることを心がけましょう。
キウイでバナナの代用
フィリピンや台湾などの輸入品が多く出回っていることで、一年中安定して購入できるバナナですが、いつも同じものだとダイエットが続けられないという方にはキウイフルーツをおすすめします。
バナナにあるケンフェロールやカリウムは、キウイにも含まれていて、ビタミンEとCが豊富なので美肌に加え美白効果があります。脂肪燃焼のあるビタミンB6はバナナの半分以下ですが、その代わりに食物繊維は2倍あって、キウイのカロリーはバナナの6割ほどと控えめです。腸活と美白のためにバナナとキウイを気分で切り替えて食べるのも良い選択になります。
まとめ
バナナには脂質の代謝を促すビタミンB6が多くあり、ポリフェノールを含んでいることで高血圧予防や美肌の効果があります。その他にも豊富なカリウムでむくみを解消してくれたり、酵素の働きで消化を助けてくれるため、寝起きの疲れた身体に速やかにエネルギーやミネラルを補給できます。